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ぶり大根、茄子の味噌汁、アップルクランブル。
家のオーブンレンジをオーブンとして初めて使ったかもしれない…。

「この世は二人組ではできあがらない」の感想をちょっと書いておこうとおもう。
正直どうしても、若いな、という目線で読んでしまったところがある。でも、これ大学生のときに読んでいたらどう思っただろうか、と思う。主人公たちの歳をこれからのこととして読んでいたら。
というのも、出てくるモチーフがあまりにも、大学生当時の自分が思いっきり通った道だった。フリッパーズのスライドが出て来るとは思わなかった。
そして自分の考えが幼いことを半分自覚しながら考える色々なこと、恋人との関係性、妙に冷めた感じ、わたしも多分こんなかんじだった。迷走している感じがすごくリアルなのだ。

作者の作品をいくつか読んでみるとわかる、繰り返し現れるモチーフ。書きたいことを何度も書くタイプのひとだ、と思う。自分だったら って小説書かないけどたとえば歌詞とかで ほかの曲で使ったようなモチーフをあまり使わないように気を遣うことがある。それはある意味表面を取り繕っていることでもあり、そういうことをしない、というのはひとつの勇気でもあるのかも。

わたしもこの世は二人組ではできあがらないと思う。二人組になりたいと強く望んだことも、考えてみたら無いのです。(二人組になることは絶望に近かったです。ああ歯車にのってしまったー という感じ)
そう思うのですが、二人組で居続ける為に考えてきたいろいろなことは、確かに良いことだったとも思います。ナオコーラさんのご結婚後の文章も読み続けていきたいと思います。
ちなみに今のところ、最初に読んだ小説「ここに消えない会話がある」が一番すきです。文庫では改題されてるけど個人的には単行本の題、好きで、これも表紙食パンですね。