山崎ナオコーラ「カツラ美容室別室」読む。
「ここに消えない会話がある」を休職前に読み、復帰直後にこの本を選んだ自分、なかなかいい嗅覚だなとおもった。いや、都合のいいようにとっているだけか、わからない。
とてもいい小説だった。
かつての仕事仲間(上司含む)にたいする感情は、友情といっていいのかもしれない。
でも、それはわざわざ口に出すと崩れる類のもので、ただ自分の中では、この本を読んだことでかなり納得がいった。
いろんな感情ひっくるめて、ありなんだ。
収穫です。
エリさんがお客さんをグーで殴った気持ちは、わかってしまうんだよなあ。顔にこそ出しませんけども、ちょっと腹立ったこと、そういえばある。職場でね。