ランチの会話

サングリア用に買った瓶で、漬物を作ったという話の流れから。


「サングリア…?」
「あ、サングリア、わかる?」
「イタリア料理屋ですか?あれ、違ったかな?」
「…サイゼリヤじゃなくて?」
「あっ!そうでした。サイゼリヤでした。」
「さすがに店作ろうとはしてないよ。イタリアか、スペインあたりで出てくるかもだけど。」
「サングリアって…、えーと、日本ふうでいうと、漬物ですか?」
「いや…日本ふうのはあるけど、それは漬物じゃないな…。まあ、漬物か…。でも、漬けたものに味を染み込ませるんじゃなくて、液のほうがメイン」
「え、そうなんですか」

(中略)

「いま、ぼくの頭の中では、日本酒っぽい瓶の中に、ワインのような液体が入っていて、そこに茄子が刺さってるんですけど、何点ですか」
「…90点」


90点じゃ甘いか…。