慕情tracks企画を観に、大久保ひかりのうまへ初めて行きました。
知った瞬間から家族共有Googleカレンダー(便利)に「昼はライブを観に行きます」と書き込み、とはいえどうなるかわからなかったので直前まで行くとも行かないとも宣言せずにいましたが、本当に行けてよかったです。
そういえばこの日のお昼はたまたまドトール
った。


まず会場に着いて「お目当ての出演者」を聞かれ、おお…?!とうろたえていたら「全部」というのが目に入ったので「ぜ、全部です」と答える。後々これで良かったかと考えてしまったが、これでよかった、きっと。


自分基準で恐縮ですが、お客さんの年齢層が、若いなと思ってちょっと新鮮な気分になりました。一番この規模のライブを観に行っていた時期の自分の年齢にたぶん近いと思うと、まあそうかとは思うのですが(ただ、当時は年上ばかりだと思っていたし、実際そうだった気もする)。そして私は以前よりタバコの煙に弱くなっていることに気づきました……まあ仕方ないです。


すぐに主催のたまおさんのユニット(disc:ours×躁鬱天国)が始まって、たまおさんはセーラー襟の衣装が似合うシュッとした可愛らしい方だった。ツイッターのアイコン、前のも良かったけど新しい方がこの日のイメージに近い。
脱線するけどラジオでも言っていた「ジャケットが女の子で、女性ボーカルの曲が多いから、男性が作ったコンピだと思った」って話、じつは私も思っていた。文章読んでもわからなくて、たまおさん、て名前も、ちょっとそれだけじゃわからないなと思って、最終的には曲を聴いて声が女性だ、というので判別した。


ご本人はふつうにやってるだけだと思うけど、そういう中性的な感じもオーラとしてあり、すごく堂々としてみえて、なんか、かっこいいなーと思ったのでした。最後にやったblowin’という曲、完璧だった。


Monkey in Yellowは浜松からの遠征、この日限りかもしれないバンド編成。貴重なものを見ました。ちょっと日本人離れしていて、改めて歌詞と対訳を読むとすごくクール。


そして、女子高生ラッパー、玉名ラーメン。彼女が出るというのは実質見に行く決め手だった。アイフォンと文庫本を持ってステージへ。「砂漠の中のビスケット」の自己紹介パートには震えました。みんな見てほしい…


戸川祐華さんも遠方から。いちばんコンピの音源と印象が違って、びっくりしました。ドラムとのデュオでギターをかき鳴らし、歌声もロック?パンク?に近い、ちょっと調べたら山口出身、スーサイドを聴いて音楽活動開始…なるほど。


最後は、んミィさんの変名バンド、ど根性トラックス。ウッチェリさんとhikaru yamadaさんが参加。くるくると楽器を持ち替えるウッチェリさんの多才さに目を奪われ、何者でしょうかこの方、、と思っていたらさっき不知火庵さんのお兄さんだと知った。
yamadaさんの演奏もライブで観るのは初めて。アルトサックスのソロで息継ぎしてないことに気づいた、循環呼吸という技があることは知っていたけど実際目の当たりにするとびっくりしますね。
そもそも、んミィ、って名前と、「んミィさん」という呼称が成立している感じがすごいなと思っていたのですが、ライブで拝見したその佇まいは「んミィさん」以外の何者でもなく、、ちょっと何書いてるかわからなくなってきた。曲が全部いい、というか強度がすごい。
その彼がおもむろに一人で歌い出した「ひかりのうた」、じつはちょっと納得してなかったんです、この曲。どこの誰が作ったかわかんないような、ふわふわしたイメージ。それが、ドーン!と腑に落ちた。あ、あなたの曲でしたか。と思った。


久々に書きすぎた。気が向いたら追記しますね。
→結局しないと思いますが、玉名ラーメンさんの新曲とてもいいです!

yestamanaramen.tumblr.com