ユーカリの匂いはそこまで好きではなかったはずなのだけど
という話と
出産にあたり一番の気になるポイントだった「陣痛は痛いのか」という話
を同時に進めます。
まず陣痛ですが、私は子宮口7センチで麻酔を入れたので、ピークを体験しませんでした。ちなみにこの時点で我慢できない痛みが10だとしたらいくつかと聞かれ、6と答えた。物心ついてからずっと、いつか経験するかもしれない出産の痛みをどこかで恐れて生きてきた気がするので、麻酔は大正解だった。効き始めた瞬間痛みはゼロになったんだけど、産まれる直前はうっすら痛かったので、やっぱりそのままだとかなり痛いんだと思う。
で、麻酔を入れる前。まあそこそこ痛いので深呼吸で耐えていたら、助産師さんがアロマとかどうですか?と聞いてくれて、香りを選ばせてくれたのだけど、そのときの自分のチョイスが、ユーカリ一択だった。清涼感と甘さ(とても甘い香りだと感じた)のバランスが絶妙で、しばらくずっとユーカリの匂いを染み込ませたてるてる坊主みたいな布を枕元に置いていた。
というわけでユーカリは陣痛の香りとなり、麻酔のおかげで陣痛がトラウマにもならなかったのでわたしはユーカリの香りがかなり好きになった。
最近、実家にあったユーカリのアロマオイルの蓋をあけてお風呂のフタの上に置いて香りを感じながら入る、という技を編み出した。この使い方、下手するとアロマオイル一生無くならないんじゃないか。