ひさびさに休日日記。

朝9時、新宿ピカデリーにて「散歩する侵略者」を観る。ちょっと前にたまたま舞台挨拶付きの初日チケットをみつけて抽選応募したら当たり、行くしかない状態だった。
平日と変わらない時間に起き、ふらふら支度をして眉毛だけ描いて首に巻くものを持って家を出る。ピカデリー綺麗な劇場なんですね。


映画はとてもおもしろかった。そこまで重くもなく軽すぎず、自分にはちょうどいい感じだった。笑って泣いて、あとあれ主演の3人だれかのファンだったら観たほうがいいですよ!!他のキャストもいい。
上映後に舞台挨拶。やっぱり上映後がいいよねー。表情がはっきり見える席でテンションが上がる。松田龍平さんは本当にあのまんまですね。でも今でもカルテットの別府さんを見ると別人に感じるの不思議です。(メガネで切り替えるんだっけか?)


フォトセッションの前にこっそり抜け出し、渋谷へ移動。晴れていて暑い。
Bunkamuraシアターコクーンへ。
ちょっとお腹がすいていたけど食べる時間がなく、軽食は売っていたけどなんか勿体なくて、終演後にいこうとダメ元でツイッターに聞いてみる。


百鬼オペラ「羅生門」を観る。
5月ぐらいにうきうきで予約したチケットで、家人がPCの画面をちらっと見て「この人でしょ」とイケメンを指さした(吉沢さんだったかな?)ので「違うよ、満島ひかりちゃんが好きなんだよ」とそこでカミングアウトしたのでした。青葉市子さんの音楽も楽しみだったし、その後知った角銅真実さんも参加されると聞いて待ち遠しかった開幕2日目。


内容のことは特に書きませんが、もう一回観たいです。反省点として、ちょっと芥川予習してから行った方が良かったなと、、、特に羅生門の話。あと、柄本佑さんの背が思っていたよりも高すぎて、しばらく誰だかわからなかった。全体的に舞台上が暗いので、前方の席でも役者さんの顔があまりみえない(やっぱりオペラグラスって必要かしら)とか。


しかし、満島ひかりさんの姿がみえたときの「!!!」という感じはすごかった。天使だった。
カーテンコールのお辞儀でちょっと安心した、それまでこの世の人じゃない感じだったから・・・。


あとびっくりしたのは、演奏家の皆さんが大活躍だったということ。オーケストラ的な感じで脇に居るのかな?とか思っていたけれど、舞台上を動き回り、完全に演者の一部になっていた。すてきでした。青葉さんたちのコーラスもすごかった。


パンフレットと角銅さんのCDを購入して劇場をあとにする。ツイッターを見たら歯車くんからお店情報を頂いていたのでありがたく向かったところ、貸し切りで数十分前に閉まってしまっていた。がーん。またこんど行こう。あたりを見回すと向かいにいい感じの喫茶店があったので入ってみる。かなりにぎわっていて、近くに座っていた既婚らしき女性が「週5で男と会っている」という話をさらに別の男性(たぶん)にわりと大きい声でしていた。渋谷って・・・。


カプチーノがとてもおいしくちょっとイギリスの喫茶店を思い出した。コッペパンのサンドイッチをいただく。
お店を出たら4時ぐらいになっていて、映画と舞台の余韻を抱えきれず気候もちょうどよかったので、アイフォンのマップを確認して中目黒まで歩くことにする。


しばらく歩くと代官山の匂い(わかります?)がしてきて住所が代官山になり、オシャレママスポットみたいな建物でお手洗いを借りて、さらに歩くと若干雑然とした目黒区の感じに。
最高の離婚ってこの辺だったよなと思い、目黒川沿いを歩いてみると、あのクリーニング屋を見つけた。本当にクリーニング屋だった。駅に向かう途中で100均に入り、バッグハンガーと、ワイン開けるやつを買う。


中目黒から電車に乗って帰宅。よい一日でした。

後で書こうと思ってたことが溜まりすぎてアレなので、とりあえず一ヶ月以上前のことを書きます。


顎の吹き出物に悩まされ始めてはや一年ほど、思い立って土曜日の午前中に皮膚科に行くことにした。
なかなか評判の皮膚科のようで一時間以上待つことになったので、そのまま歩いて町の図書館に向かい利用者登録をした。戻ってくる前に住んでいた家は今より図書館が近かったのでよく通っていて、そこで図書館に目覚めた(?)のでありがたいと思う。一人暮らしをしていた頃は、思いついてなかったなあ、図書館。前の区より蔵書数が多そうで、楽しみが増えた。
昼頃に皮膚科に戻り、診察を受ける。あれは正味2分ぐらいだったのではないか。ぺぺっと頬を触って「ちょっと過剰保湿かもしれないねえ」といわれてハッとした。ガサガサになる系の肌荒れを何度かやってきているのでてっきり乾燥肌だと思い込み、化粧水はさっぱりタイプとしっとりタイプがあれば必ずしっとりタイプを選び、夏でも冬でも保湿クリームを塗っていたのだけど、「クリームはやめましょう、化粧水だけで。できればさっぱりしたやつで」と言われ、とりあえず化粧水だけに切り替えた。
職業欄に書いた職業を見て看護師さんともども「ああー」という顔をされる。「ちゃんと帰れてますか」「え、はい、大丈夫です」「顎はねえ、ストレスなんですよ。男性にかこまれて戦うような働き方をしている人に、多いんです」「はあ、そうみたいですね」とだいたい予想していたやり取りをする。
抗生剤と吹き出物に塗る薬を処方されて帰宅。


というのが一ヶ月以上前ですが、経過としては、良いです。塗り薬が効くのと、化粧水だけにしたのが一番良かったような気がする。抗生剤は、飲んでるうちは良かったんだけど、やめた途端に全身がかゆくなり、ちょっと怖かった。でも数日で落ち着いて吹き出物再発とかはないのでよかったです。
漢方とかビタミン剤とかで予防できることないかなー、と、今後は体質改善につとめます。。。

読書ログ再開

・かわいい夫(エッセイ)/山崎ナオコーラ
人のセックスを笑うな(小説)/山崎ナオコーラ
穂村弘の、こんなところで。(対談集)/穂村弘


ナオコーラさんはデビュー作を読んでおきたくて。後年の作品の方が断然良いと思ってうれしかった、なんて偉そうにすみません。でも好きな文章でしたし、タイトルもそういうことだよねと思った。


穂村さんの対談集は、鳥居みゆき目当てだったんですが(素は素を作ってるんじゃないですか、って話、とても腑に落ちた)、思いがけず名久井直子さんとの対談で「タラチネ・ドリーム・マインの装丁に嫉妬した」話など出てきて良かった。気になる人の回からちょこちょこ読んでいる。

二人で暮らし始めて初だったと思うんだけど、押し入れからそーっとバイオリンを出してきて調弦して寝室で一時間くらい本気で弾き、家人はふつうに仕事をしていた。あ、大丈夫だと思った。途中懐かしそうにちょっと弾いていた。週一で練習再開しようと思う。基礎練の楽譜、実家にあったかな。。。

仕事を抜けてコンビニ行く途中で、先日LINE交換した女の子に会った。
「何すか。サボりっすか」
「サボりでーす」
「ふふ、同じだあ」


髪の長さが同じくらいになっていた。ショートボブの長さは、見た目と中身が最も一致する気がして落ち着く。

帰りにフラッと台所用の猫型スポンジを(本屋で)買い、次に入ったスーパーでつい「くめ納豆」をカゴに入れた勢いでもずく、豆乳など四角いものばかりを買い、帰って久々にした料理(きのう夫が切った野菜と冷凍肉を炒めただけのチャンプルー)が驚くレベルでうまくいき、梅酒のアテにしながら残っていた「最高の離婚」最終回の録画を見て泣き、今に至る。いや、いい話だった。瑛太がそういう人にしか見えなくなるのがすごかった。ウォーターボーイズの記憶で止まっている人が多すぎるので順次塗り替えていきたい。