2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【つま先に松脂つけて滑りやすい道を歩く練習をする】

【ゴミ箱の前で燃えるか燃えないかふと立ち止まり風鈴が鳴る】

【夜更かしをしてコラーゲンドリンクを飲む かえるのような匂いがした】ギターを弾くために左手の爪を短くしている(そして右手はすこし伸ばしていたりする)という状態を昔から、なんかすごくかっこいいと思っていた。別にバイオリンも左手に関しては一緒だ…

【立って待つ電車に足が痺れてベンチに置き忘れた缶ジュース】善ちゃんのレコ発でご一緒した ペンと書物 さんのサウンドクラウド(まだちょっと聞いただけ)がすごくよくて、気になる。そして彼女は仲の良い高校時代の友達に雰囲気がよく似ていた。 今までの…

サリーちゃんの呪文に「ゴナトウ カラク デトデナル」というのがあったことを突然思い出し、由来が気になって帰り道に検索してみたけれど、特に意味はないようだった。ウは小さいゥが正解だった。【マニキュアを塗ったあとから爪を切るときの小さな小さな亀…

【二年前に慣れたお祝いに照れて食器棚の扉に紙を貼る】超どうでもいい話をすると、髪を短くするとき、だいたい毎回頭の片隅に椎名林檎女史への憧れがうっすらとあるのですが、切ってから鏡を見て「ああ…顔が違うわ」って納得しますよね。 というかこれは10…

【ひと夏だけ住んだ完璧な家のこと思う じゅうしいが炊けましたよ】

【大雨が持ってった熱い空気のはざまに足をそろえて座る】夕飯にオリオンビール。

他人の言動を、痛い、とか恥ずかしい、と形容することにすごい違和感がある。 自分に対してはいくら言ってもいいと思うけど、他人に言うときって、その対象のひとと、自分+よくわからないこっち側のその他大勢 のあいだに明らかな隔たりというか、格差をつ…

やっぱりちょっとは文章書いたほうがいいですね。 大塚さんのブログを数日見ていなかったので、サダさん復帰の報をツイッターで知った。 事故はたしかわたしがひとりで歌い始めた直後だった。何度も、会うたびに、歌いなよ!バンドが難しいのだったら、ひと…

【水を吸いすぎたお米が わたしはこうなることしかできないのだと言う】 会社でも家でもそうだけど、ふだん生活の中でうっすらとかけられている期待に対するプレッシャー的なものから、演奏しているときは解放されるような気がした。 語弊あるかもしれないけ…

ひとりの留守番を

フジワラ氏の ねずみにひかれそう って新曲がすごくいい。 バンドメンバーの役得で新曲が聞ける感じ よかったなあ、と思う。今回は出遅れてしまいましたが。 ともかくこの三日間は本当によかったなあと思う。 年々小学生みたいな感想しか出てこない。【衣装…

【薄い層重ねて回す 芯から落ちないように鳴り続ける音】昨日は飛ばした。

【昨日も来たような海辺 視線を少し上にかわして舟を出す】善太郎くんのリリパ。 さいきんライブは演奏するのも、会場にいくのもけっこうな非日常になってしまった。けど、七針は特に、あー1週間くらい前にも来ましたっけ?おととい会いましたっけ?みたいな…

【おまつりの夜の煙と低気圧 蛍光ピンクの帯振りほどく】

【暑い日に開かなかった傘と大きな桃をひとつ持ち帰る】

【ここからここまでが台所だから大声の鼻歌を許可する】

【同じ話で何度も笑い転げて月桃の葉で手を切らぬよう】

【ジャスコのズボンから黒服に着替えいつまでも遊んでいましょうと】

【月が地球のせいで形を変えることいまは忘れていてもいいのよ】

【目を覚まさなくなることの心配をよそにあなたは旅の夢みる】

【間違えて詰めた3つの弁当を時速300キロで届けて】

【縁側で死にそうに退屈をして干した布団の上で生きてる】

宇多田さんのハートステーションをずっと聞いている。【凍らした納豆を手にどこまで旅に出られるか 太陽を待つ】

芸名

自分に芸名つけるならやっぱり佐藤姓がいいなあ、とか考えていたら佐藤姓だった祖母の命日が昨日だったことに気づいた。正しくは祖母は佐藤姓になった人なのだけど、この名前が変わるという現象、前も書いたけど本当に興味深いというか、みんなすごいことを…

【斜め後ろから小さな直径の輪に入る君は勇気あるひと】

実家の荷物整理に手をつける。 どう考えても眉がうすい証明写真、ポチャッコのシール帳、緑のアフロ(捨てた)、等沢山出てくる。ピアノを弾きたいなと思う。【喫茶店の跡地をながめ半袖に短パンのひと改札に立つ】

【知っている家族のことを話すとき伸びた最初のつるが巻きつく】

【リュックサックからアンテナが生えている目の高さに揺れるねこじゃらし】

【鳥居の下に濡れない地面があると知り煌びやかな傘をさす】