夢に、鶯まちぼうけ っていうペンネームのひとがでてきた。
まちぼうけ、は変な当て字だったので覚えていない。


大人になってからふと思い出すのは、寝る前に父がよく創作のお話をしてくれたこと。
今思うと、えっ、となる。あの父が。
そしてそのお話を聞いていたのは、家族の中で私だけかもしれないのだ(弟に同じことをしていたかどうかは、知らない)。
当時はそれを聞くのが楽しみで、まだ日記を書くことを覚える前の、純粋な記憶として、お話の続きが楽しみだったなあ、ということだけ、覚えている。なんかものすごく貴重な記憶をなくしかけているような気もする。私は誰かに創作のお話を、即興で、できるだろうか?