読書メモ
「娘のトリセツ」「息子のトリセツ」黒川伊保子

電子書籍借りれるやつは少しでも興味あったらガンガン読んでみようと思い、どっちも読んでみた。
著者は人工知能の研究者なので脳に関する話は説得力もあり、タイトルの印象よりもかなり面白かった。基本的に異性の親に向けて書かれており、娘〜は自分の父の話、息子〜は自分の息子の話がたくさん出てくるので人によっては気になるかもしれないけど、エッセイとしても面白く読みました。
そうはいっても男女で分けちゃうのはどうなんだ、フェミニンな息子もいるだろうに、と思いながら読んでいたらそれに対する回答もちゃんとあった(マスキュリンな娘への言及はなかったけれど…)し、男女で脳の使い方の差が確かに存在し、認識してたほうがコミュニケーションがとりやすいことには納得した。変に型にはめるわけではないのが好印象でした。
著者の本はもう少し追ってみることにします。

自分用メモ
脳梁の太さが女性脳の物理的な特徴(と理解した。違ったらすみません。これが太く生まれる男性もいるとのこと)
・子育てにファンタジーを有効活用せよ
男性脳には目標が遠いほうがやる気が出る
・家庭内で、相手の行動に関連するいきなりの5W1H質問は禁止(つい最近夫に、これは何?といわれてそれが何かを返答したら喧嘩になったので納得)