一緒に暮らしている人と考え方が真逆だと思うことは時々ある。


たとえばこないだヨガの先生にふと「そのウェア(服装)似合いますね」と言われたことを、嬉々として話した。ら、「まあ最初だしね」と返ってきた。
ん??と思って聞き返したところ、要は、「まだ通い始めだから、良いこと言ってまた来てもらわないと」的な意図だろう、というのだ。


まだ慣れてない段階だと、そんなこと言われたら、自分がただのお人好しのバカみたいに思えてきたものだけれど、いや違う。彼に悪気は全くなく、単に、思考のデフォルトがそっちなのだ。ついそっちに行くのだ。


ということを知っているので、「あのねえ、他人に褒められたら、素直に受け取った方がいいよ。」と自分で言ってしまった。
彼も「いや、そうなんだよねえ。」と言っていた。


知っているかどうかは大きいな、と思う。