自分が子供をもつことも、ましてやいわゆる「ワーママ」になることも全く想像していなかった、というかたぶん半分くらい他人事だと思っていたんだけど、実際なってみて、妊婦をはじめ人の親だとかワーママだとかに対して自分自身が持っていた偏見にも気づくし、世間がちょっとおかしいことにも気づく。
当事者になって思うのは、まずワーママという概念がおかしい。ワーパパとはわざわざ言わないしそっちが多数派な風潮ありますよね?パパだろうがママだろうが、子供を預けて働くのはなんら特別なことではない。「すごい」「尊敬する」とか思ってたけど正直そこまで尊敬されるようなもんでもない(1日ひとりで子供見てる方がすごいと思う)。というか仕事をしていて子供のいる「女性だけ」に対して「すごい」「尊敬する」となってしまうのもおかしい。
自分の勤め先は産後の復帰率がかなり高いのでその点は良いことと思う。産前は逆にプレッシャーな気がしていたけど、実際出産してから辞めようとは1ミリも思わなかった。リモートワークできる環境じゃなかったらもうちょっと違ったかもしれないけど・・・
あとはまぁ平日の保育園以外で子供を預けるハードルの高さですかね。東京都はシッターの補助もあるのでありがたいですが。シッター呼ぶくらいなら自分で見るか(そこまでして外出したいわけでもないわ)、となってしまう。*1
子供は初めて現れた自分より大切な存在(ずっとそうかわからないけど、今はそう思う)なので、それを原動力に今のところ何でもできてしまうけど、別にそれまでの自分の性格や性質が変わるということではない。とか。

*1:シッターさんには何度かお世話になってますが主に在宅勤務中。