産前産後雑感リターンズ 〜余談〜

つわりの話に気合入れ過ぎたので後はあっさり行きたいところですが、2回目でようやく言語化できて書いておきたいことが多いのでうるさいと思いますがもう暫しお付き合いください。
今回は余談です。


不思議というかなんというか今思うことは、たぶん日本政府としては人口を減らさないために単純計算でできれば一人当たり3人以上産んでほしいんだと思うんだけど、世の中そういうふうに出来てなさすぎる。と思いませんか。
財政的なところも勿論そうなんだけど、そもそも将来自分が、もしくはパートナーが妊娠出産(しかも3回)するかもしれない前提での教育ができてなさすぎる。もっと保健体育かなんかでその辺りやるべきなんじゃないか。妊娠しないように気をつけよう、じゃないんだよ(そういう意図じゃないんだろうけど、当時の自分はそう受け取ったと思う)。たぶん今の内容だと「だまし討ち」みたいな感じじゃないですか?どちらにとっても。もっと当然のこととして、妊娠を望んだときにとれる手段、妊娠中の体調不良、起こりうる非常事態、対処方法、産後の母体の状態、新生児の生態、パートナーや周囲のサポートの仕方、具体的なところをみんなが普通に知らないといけないんじゃないか。全員(新生児として)通ってきた道なのに、妊娠出産の一番核心の部分だけが、なんだか無いことにされているような、産むことになった人に丸投げされているような、妙な感じがします。メジャーな病気より知られてない気がする。辛いから知ってほしいという話ではなく、共通認識ができることでいろんな状況が良くなるといいなという話。私は自分の身体に起こる変化が基本的には面白かったし、辛いだけだったら2人も産みません。
あとついでに「無痛分娩」て呼び方は誤解を招くなあといつも思う。こないだ「車にひかれる瞬間の痛みを無くしているだけ」という例えを見たけど、確かに近いかなあ。あとは車にひかれるまでの数時間もなぜか痛い(麻酔が効くまで)。
2人目は色々間に合わず麻酔無しで産みましたが、実母に「前回麻酔したから陣痛に気づかなかったのでは」的なことを言われ、そんなことはないぞ、という話。麻酔してから促進剤入れるパターンだとそういうこともあるのかな?でも後陣痛痛いよね。